掲載日 : [2018-10-15] 照会数 : 7546
民団千葉の「日韓マダン」…2000人が交流のステージ楽しむ
[ 土曜学校に通うオリニたちによる韓国民謡の合唱 ] [ REDA舞神楽によるソーラン節の演武 ] [ オープニングは民団千葉の韓国舞踊教室のメンバーによる「珍島プク」 ] [ 激励の挨拶を述べる呂健二民団中央団長 ] [ 山本大さんと金桂さんによる津軽三味線とベースによるコラボ演奏 ] [ サンバチームは会場の観客と手をつないで一体となった ]
【千葉】民団千葉県本部(金鎭得団長)は14日、千葉中央公園で「日韓友好のマダン」を開催した。市民や同胞ら約2000人が訪れた。
韓日パートナーシップ宣言から20周年を迎えたこともあり、金団長は「韓日善隣友好の懸け橋的役割をこれまで以上に果たしていこう」と呼びかけた。
民団中央本部の呂健二団長もかけつけ、「千葉県在住の外国人は14万人に及ぶが、民団が持つ経験とノウハウを共有しながら、多文化共生社会をつくってほしい。その交流の場として民団のイベントは大きな意味がある」と述べた。
駐日韓国大使館の李讚範総領事、千葉県日韓親善協会の森英介会長、千葉市の熊谷俊人市長をはじめ、地元の国会議員や日韓親善協会、千葉県議会日韓友好議員連盟、千葉市議会日韓親善議員連盟の関係者らが参席した。
熊谷千葉市長も「千葉市は多様性を町の力に変えていく政策を進めている。その上でも日韓民間交流の場をつくっていきたい」と呼びかけた。
参加者たちは韓国と日本のアーティストらによる歌や舞踊などの公演を見るだけでなく、出演者と一緒になって交流を存分に楽しんだ。
山本大さんと金桂さんによる津軽三味線とベースによるコラボ演奏をはじめ、ソーラン節の演武やサンバチームによるダンスでは会場を練り歩きながら参加者と手をつなぎ一体となった。
千葉韓国教育院土曜学校に通う、オリニ合唱団はこの日のために練習を重ねて韓国の民謡を披露。父母らはスマホを手に熱心にわが子おさめていた。