掲載日 : [2018-10-24] 照会数 : 7200
韓日の功労者55人表彰…民団広島が創団70周年記念式典
[ 権養伯顧問(左)に感謝状を贈る李英俊団長韓日親善への貢献を誓う ] [ 広島青商の韓孝徳会長が婚約者を伴って韓服の婚礼衣装で登場 ]
【広島】民団広島本部(李英俊団長)は16日、広島市内のホテルで創団70周年記念式典を開催した。駐広島総領事館から金宣杓総領事、民団中央本部から呉英義、李根茁両副団長と韓賢澤副議長が参席した。
李団長はこの70年間、組織の基盤をつくりあげてきた同胞と日韓親善のために貢献してきた日本人の功労者合わせて55人に感謝状を手渡し「その献身性を忘れない」と述べた。記念表彰の対象には韓国人原爆犠牲者慰霊碑を平和記念公園内に移設するにあたって貢献した平岡敬元広島市長(90)と権養伯本部顧問(74)も含まれている。
第2部の韓国伝統文化祝賀公演では婦人会広島本部がコーラス、テグム、三面太鼓、カヤグム、サムルノリなどを演じた。「土曜学校」のオリニたちもテコンドと舞踊。権五源同本部常任顧問は韓・日・米の曲で自慢ののどを披露し、「民団70周年記念スペシャルバンド」が韓日の歌と演奏で締めくくった。
この後、広島青商の韓孝徳会長が婚約者を伴って韓服の婚礼衣装で登場し、同胞社会の将来を担う決意を語った。会場には70年の歩みを紹介した写真パネルが展示された。
同本部は1948年2月6日、呉市で結成。初代団長は金在賢氏。この日は県議や市議を含め250人が参加した。
(2018.10.24 民団新聞)