掲載日 : [2018-10-31] 照会数 : 6255
共同作品でアピール…婦人会東京国際文化作品展
[ 渋谷支部の作品に見入る金秀吉民団東京団長 ] [ 自作書道の掛け軸の前で金昭夫・みんだん生活相談センター所長 ] [ 民団東京本部から3機関役員が参席し、駐日韓国大使館の李讃範総領事、金所長らとともにテープカット ]
婦人会東京本部(李正子会長)の「国際文化作品展示会」が24、25の2日間、東京・港区の韓国中央会館大ホールで開かれた。37回目を迎えた今年は294人が合わせて715点を出品。特に各支部単位で有志が共同制作した力作が目立った。
渋谷支部(高三連会長)は新聞のチラシを小さく切ったピース(8・5×4・5㌢)を一つずつ折って積み重ね「富士山」や「お城」、フクロウ、鶴といったペーパークラフト作品に仕上げた。使用したピースの数は多いもので数千から数万単位になるという。
足立支部(趙年子会長)は生活廃棄用品を再利用して、意表をつくというのが得意。今年は卵の殻に多肉食物を生けた。会員16人の共同作品だ。生卵は割れやすいために200個以上を使用したという。観覧者から「面白い」と好評だった。
女性の作品が目立つなか、民団中央本部生活相談センターの金昭夫所長は「和敬清寂」としたためた掛軸を出品して注目を集めた。これは茶道精神を説く禅語で「思い切りがいい」「筋がいい」と評判になった。また、東京日韓協連合会(保坂三蔵会長)から「国際川柳会」がエスプリの効いた作品15点を出品した。
24日は民団東京本部から3機関役員が参席し、駐日韓国大使館の李讃範総領事、金所長らとともにテープカットを行った。
(2018.10.31 民団新聞)