掲載日 : [2019-01-17] 照会数 : 6608
民団岐阜 創団70周年式典で決意
[ 式典で地域貢献への決意を表明する董勝正団長 ]
国際交流で地域貢献
【岐阜】民団岐阜本部(董勝正団長)は14日、岐阜市内のホテルで新年会を兼ねた創団70周年記念式典を開催。近隣の愛知、三重、石川、福井からも団長が参席し、172人が会場を埋めた。
董団長は「70年という歴史は1世の先輩たちが民団を作り、山あり谷ありで偏見と差別の中、生きてきたことの証。今、韓日関係は冷え込んでいるが、私たちは地域住民と仲良くし、国際交流に尽力しながら地域に役だつ民団にしていく」と決意を述べた。併せて今年6月には岐阜地区の日韓親善協会を設立する意向も明らかにした。
民団中央本部の鄭夢周副団長が呂健二団長の祝辞を代読。鄭煥星駐名古屋総領事は「岐阜民団と地域社会とのこれまで以上の協力を期待する」と述べ、太田まさひさ県議会議員(国民民主党)は「さまざまな草の根交流の取り組みに力を入れていきたい」と語った。
席上、韓国政府から国民勲章「木蓮章」を受章した韓清二同本部常任顧問に鄭総領事が授与式を行った。また、組織功労者8人には鄭副団長が中央団長表彰を行った。
(2019.01.16 民団新聞)