掲載日 : [2019-03-06] 照会数 : 6324
軍需工場で死亡した徴用同胞を悼む 民団群馬が慰霊祭
【群馬】民団群馬本部(朴旋用団長)は2月2日、太田市内の曹洞宗金龍寺で第2次大戦中に犠牲となった同胞たちの慰霊祭を行った〓写真。
亡くなった同胞は労務動員計画のもと市内の旧中島飛行機太田製作所(現在は富士重工業群馬製作所)に徴用され、軍用飛行機の生産に従事していたところ、1945年2月10日の夜から米軍の波状的な空襲にさらされた。
金龍寺は亡くなった同胞の一部、11人の遺骨を預かっている。73年4月8日には太田市と民団群馬・太田支部、朝鮮総連群馬・東毛支部などが発起人となって境内に慰霊碑を建立した。
(2019.03.06 民団新聞)