【大阪】民族学級で学んだ韓国語の成果を競い合う第13回「オリニウリマルイヤギ・カルタ大会」(主催〓民団大阪本部・大阪韓国教育院)が2月17日、大阪市立小学校体育館で開催された。
カルタ大会には24校から53チーム230人が出場、昨年を上回る規模となった。各チームとも4年生以下と5年生以上のグループに分かれ、それぞれリーグ戦とトーナメント方式で勝敗を競った。優勝チームは4年生以下の部が大阪市立御幸森小学校「みゆきもりムグンファ」、5年生以上は大阪市立中川小学校「ファスバナナ」だった。
イヤギ大会には16校から34人が参加。自由作文では「差別」と題して「身近にある差別をなくせるようにしていきたい」と発表した姜聖人さん(東大阪市立柏田小5年)が最優秀賞に選ばれた。課題文の優秀賞は韓悠花さん(大阪市立北鶴橋小3年、4年生以下の部)と玄有仁加さん(大阪市立中川小5年、5年生以上の部)の2人。
会場にはクラスメイトや教職員、保護者ら昨年を大幅に上回る600人が来場した。民団大阪本部の呉龍浩団長は大会辞で「韓国文化を楽しみ、民族のルーツに自信を持つ契機になることを願っている」と述べた。