掲載日 : [2019-04-17] 照会数 : 6655
民団愛知会館落成…韓日文化交流の殿堂に
[ ロゴも真新しい民団愛知会館 ]
【愛知】民団愛知本部(朴茂安団長)の新会館新築工事が終わり6日、関係者170人にお披露目された。
落成式典には駐名古屋総領事館の鄭煥星総領事をはじめとして民団中央本部の呂健二団長、朴安淳議長、梁東一監察委員長、婦人会同本部から朴善岳会長が参席。兵庫、京都、岐阜、三重、神奈川、宮城などの各県本部団長らも祝った。日本側からは神田憲次衆議院議員、魚住裕一郎参議院議員会長(公明)らが駆け付けた。
朴団長は「新会館は在愛知韓国人同胞のシンボル。地域住民とのコミュニティーの場や多目的ホールとして活用し、韓国文化の発信、韓日親善の懸け橋的役割をより一層果たしていく」と決意を述べた。
呂団長は「愛知は全国民団の模範的存在。新会館が愛知同胞の拠り所としてしっかり根付き、地域との友好親善、文化交流の場につながることを願っている」と述べた。 神田衆議院議員は「日韓関係は難しいが、一層友好親善に尽力してくれることを期待している」とあいさつ。魚住参議院会長も「民団の未来が新会館とともに発展することを願っている」と祝辞を述べた。
旧会館はかねてから老朽化や災害による耐震問題が懸念されていた。昨年9月に名古屋市中村区井深町で新築工事に着手し、3月20日に完成した。
新会館は鉄骨S造の地上2階建て。敷地面積約1212平方㍍、延床面積約1320平方㍍。2階の多目的ホールは旧会館よりも広くなり、約300人が着席できる。天井は韓国の国花でもあり、民団の象徴として使用しているムグンファ(無窮花)をモチーフにした模様で彩られている。
(2019.04.17 民団新聞)