掲載日 : [2019-04-24] 照会数 : 6993
東海3県民団がスクラム...韓日友好願い祝祭
[ K‐POPやJ‐POPが披露されたステージ前の聴衆 ]
【愛知】「愛知、三重、岐阜 東海3県からつなぐ日韓友好」をキャッチフレーズに20、21の両日、「韓国フェスティバル2019」が名古屋市栄のエディオン久屋広場で行われた。昨年に続き2回目。駐名古屋韓国総領事館(鄭煥星総領事)、民団愛知本部(朴茂安団長)、民団岐阜本部(董勝正団長)、民団三重本部(殷慶基団長)、韓国観光公社が主催した。
オープニングセレモニーで鄭総領事は「韓国と日本、近い隣同士が楽しむ交流の場として、お互い親しみ触れあえることを願っている」と期待を寄せた。また、民団愛知の朴団長は「国と人種は違えど、真心は通じるという言葉の通り、今日のフェスティバルを通じて、愛知から真心を発信できるよう友好を深めよう」と呼びかけた。
来賓の大村秀章愛知県知事は「日韓友好が進むことを期待する。2日間大いに盛り上がっていこう」と韓国語で祝辞を述べた。河村たかし名古屋市長も韓国歌謡「マンナム(出会い)」を韓国語で歌い、会場を盛り上げた。
オープニングを飾ったのは来賓による韓国伝統遊び「チェギチャギ」の対戦。メーンステージではK‐POPやJ‐POPが披露され、婦人会春日井支部の伽倻舞踊団が韓国舞踊を舞った。今年はファッション・デザインの専門学校・名古屋モード学園とコラボした「韓日友好ファッションショー」も開催され、ステージは一気に華やいだ。
会場には昨年を上回る45のブースが並んだ。韓紙工芸や韓国全州扇子作りなどの体験ブースや韓国物品ブースが賑わった。飲食ブースでは婦人会愛知本部(李玉順会長)がチヂミやユッケジャンスープなどを販売した。また民団岐阜本部は婦人会同本部(金延熹会長)が恵那の地鶏「けいちゃん」を販売し好評だった。民団三重本部は婦人会同本部(崔美代会長)が松阪牛すじ煮込みスープやチーズチヂミを販売し人気を呼んだ。
(2019.04.24 民団新聞)