掲載日 : [2019-05-22] 照会数 : 6460
通信使ウオーク静岡到着、民団が農楽隊で歓迎
【静岡】民団静岡本部(李宜弘団長)は14日、静岡市内の安倍川橋に民団の農楽隊を繰り出し、「第7次21世紀の朝鮮通信使ソウルー東京友情ウオーク」一行の到着を歓迎した(写真)。県本部会館前では李団長ら多くの役員、団員が出迎えた。
韓国の広州からウオーカーに加わったナ・ヨンエさんは「農楽隊の音に感激した」と涙を流した。ソウルから参加した最高齢の在日韓国人(85)は民団が提供した冷たいすいかとお茶でのどの渇きを癒しほっとした表情。
翌15日には清水市で民団関係者と地元の有識者が中心となり夕食会を主催した。李団長は「皆さんが一生懸命歩いて、韓日相互理解の精神を広めていただきたい」とあいさつ。韓国側の隊長を務める宣相圭さんが「必ず完走し、朝鮮通信使の道を平和が息づく道にしたい」と述べた。
一行は11日、静岡県入り。民団浜松支部(金炳松支団長)が歓迎パーティーを開き、翌日は金支団長と李康成本部副団長が弁天島から天竜川まで区間参加した。
(2019.05.22 民団新聞)