掲載日 : [2019-05-22] 照会数 : 8902
金剛学園発展へ業務協約交わす…OK培貞奨学財団
[ 協約式での崔潤理事長(左)と趙栄吉理事長 ]
【大阪】OK培貞奨学財団(崔潤理事長、ソウル市)は15日、大阪市住之江区の学校法人金剛学園(趙栄吉理事長、尹裕淑校長)を訪れ、同校の教育環境の整備に向けた業務協約を交わした。
趙理事長は「財団のおかげで素晴らしい環境が整い、今日は金剛学園の新しい日となる」と感謝した。崔理事長は「マイノリティーの力を掘り起こし韓国教育、インターナショナル教育を経た生徒たち・金剛ファミリーを海外にはばたかせることを願っている」と期待を寄せた。
協約式を見守った駐大阪韓国総領事館の呉泰奎総領事は「今日の日を機に、日本で最高の民族学校を作ろう」と激励。これを受けて民団大阪本部の呉龍浩団長も「民団としても協力を惜しまない」と約束した。
同財団は韓国のOK貯蓄銀行、OKキャピタルなどを傘下に置くグローバル金融総合グループ「アプロサービスグループ」を率いる在日同胞の崔潤会長が2002年に設立した。
協約内容は以下の通り
①学業成績が優秀な生徒を獲得するうえでの画期的な奨学金支援事業
②韓国語、英語、日本語など外国語能力の向上を目的とした特別教育の実施に必要な事業
③教員研修の強化、ならびに特別奨学金の支給、教員評価制度の導入などによる優秀教員の確保、ならびに授業の質向上に必要な事業
④教育過程の改編、放課後授業の画期的な改善など学習体系の全面的な改編のための事業
⑤韓国語の強化、韓国ホームステイ支援など民族意識の向上に必要な事業
⑥学校施設及び教育環境の改善に必要な事業
⑦学校財政の自立化のための事業、ならびにその他学校発展のために必要な事業。
(2019.05.22 民団新聞)