掲載日 : [2019-05-29] 照会数 : 6021
就任要件で活発討議…中北、九州地協会議「戸別訪問」周知徹底も
[ 地方本部3機関長の就任要件など活発に意見交換した中北地方協議会の会議 ]
【三重】中北地方協議会(会長=朴茂安愛知本部団長)は23日、三重県桑名市長島町のホテルで開催。地協6地方本部から22人が参加した。
主管の殷慶基三重本部団長が歓迎あいさつで「本日の議題、地方本部3機関長の就任要件につて皆さんで真剣に論議しよう」と呼びかけ、朴茂安会長も「中北6県で今年度の課題と事業のすり合わせをしていこう」とあいさつした。
また、金利中中央副団長は「韓日関係が良くなってこそ、私たち在日同胞の暮らしが良くなる。民間が手を繋ぐことで両国の友好発展につながる。各地域における草の根韓日交流を積極的に展開してほしい」と呼びかけた。
駐名古屋総領事館の南宮煥副総領事が「地協会議は情報交換によって組織運営の発展につながっている。地方相互の協力を拡大する契機に」との鄭煥星総領事の激励辞を代読した。
会議はこの後、各地方本部の主要活動報告と地協事業・行事の動きについて説明に続き、李清鍵中央組織局長から今年度活動方針の柱でもある「ネットワークを作ろう!戸別訪問運動」の周知徹底が行われた。
この後、地方本部3機関長就任の国籍要件(日本国籍同胞の可否)について意見交換が行われたが、「自身のルーツをしっかり自覚していれば良いのでは」、「本名(民族名)使用を条件に開放すべき」など緩和の意見が多かった。
また、団長就任の2期制限も検討してほしいとの意見が出された。
【鹿児島】九州地方協議会(会長=李相鎬福岡本部団長)は23日、鹿児島市内のホテルに全8地方本部から参加して開かれた。3機関長就任の国籍要件に関する意見交換では、全地方から開放すべきとの意見が出た。
(2019.05.29 民団新聞)