掲載日 : [2019-06-12] 照会数 : 6638
婦人会大研修始まる…まず九州・四国・中国地協
「歴史を未来に受け継ぐセミナー」
【大分】在日本大韓民国婦人会(朴善岳中央本部会長)の2019年度大研修会が4日の「九州・四国・中国地協」から始まった(写真)。大分県別府市で開かれた同地協の大研修会には9地方本部の幹部ら約150人が参加した。開会式には開催地の民団大分本部の呉成秀団長をはじめ、民団中央本部の呉英義副団長、九州地区の民団団長に孫鍾植駐福岡総領事、白眞勲参院議員、河野成司大分県議会議員らが激励に駆けつけた。
創立70周年を迎える今年はテーマを「歴史を未来に受け継ぐセミナー」と題した。開会に当たり、朴会長は「私たちは在日1世の懸命に生きる背中を見て育った。『100歳時代』を生きる私たちは、清く美しく輝く力を婦人会活動で持続しよう」と呼びかけた。
呉英義副団長は「婦人会の活発な地方は民団も元気が良いよう。これからも助け合い、在日同胞の未来のために頑張りましょう」と激励した。
中央本部事務局から東京五輪後援募金の提議がなされ、了承された。
翌日の講義は世宗研究所の陳昌洙所長、リンパインストラクターの中内郁子氏、「詩人尹東柱を記念する立教の会」の楊原泰子代表の3氏。
大研修はこの後7月5日まで、東北、近畿、関東、中北の順に全国6ブロックで開催される。
(2019.06.12 民団新聞)