掲載日 : [2019-06-12] 照会数 : 5883
民団愛知 新会館で各級幹部セミナー...組織活性化へ一丸に
[ あいさつする朴茂安団長 ]
【愛知】2019年度愛知県下各級幹部セミナーが2日、民団愛知県本部(朴茂安団長)会館で開かれ、愛知県下の民団支部・傘下団体の幹部ら200人が参加した。あわせて、駐名古屋総領事館(鄭煥星総領事)主催の次世代民族教育シンポジウムも開催された。
第1部の組織幹部拡大会議で朴団長は「新元号の年、新会館で開催できたことに喜びでいっぱい。民間交流、民間レベルでの親善を誘導していくのが民団の役割。皆さんが楽しく参加できるような行事を企画し、動員に力を入れ、組織活性化につなげていこう」と呼びかけた。
中央本部の梁東一監察委員長は「今日は今年度のスタートを切るセミナー。方針完結をめざしてがんばろう」と激励。鄭総領事も「愛知組織の根幹となるセミナーで、皆さんが民団のリーダーとして同胞社会に寄与することを願っている」と期待を寄せた。
19年度活動示達では、各種地域イベントへの参与、次世代育成事業としてオリニキャンプの継続開催などのほか、同胞世帯訪問活動に取り組むことが確認された。民団愛知70年史の発刊は7月ごろを目指す。
2部の講演会は名城大学外国語学部の呉大煥教授を講師に迎え、「日本に住んでいる我々が何故祖国の言葉を学ばなければならないのか」と題して、言葉の習得方法や効果などを述べ、「学習者のモチベーションをどのように維持させるのか、その環境づくりが大事」と強調した。
(2019.06.12 民団新聞)