掲載日 : [2019-06-12] 照会数 : 7490
福岡で韓商連総会開く
[ 福岡韓商の設立を期待すると述べる韓商連の朴義淳会長 ]
朴義淳会長「地方韓商設立に期待」
【福岡】一般社団法人在日韓国商工会議所(朴義淳会長)の第57期定期総会が5月24日、福岡市内の会場で開かれた。
来賓として、民団中央本部の鄭夢周副団長、民団福岡本部の李義明副団長、青年会中央本部の鄭昇栄会長、在日韓国青年商工人連合会の姜光黙会長、神奈川韓国青年商工会の李寿浩会長、福岡納税経友会小倉支部の朴幸太郎会長、韓国福岡JC特友会の安浩二会長、韓国福岡JCの櫻井宏樹会長らが参席した。
福岡での開催にともない、福岡・九州地域の青商、JCをはじめとする実業人30人余りも参加し、全国の韓商会員を含め総勢100人が参席した。
福岡での総会開催について、朴義淳会長は「地方韓商が一箇所でも多く増えることは、その地域の経済人だけでなく、全国の経済人のメリットに繋がると考えている。特に福岡は在日同胞の方も多く、韓国との交流も盛ん。この地域に韓商がないのは、我々韓商連、全国の韓国系経済人にとっても大きな損失と考えている。民団福岡を中心に、福岡経友会、青商、福岡JC特友会、福岡JCの皆さんの力を借りて福岡韓商の設立を期待している」と意気込みを語った。
定期総会は正会員149人中、132人(委任状含む)が出席。活動報告と決算報告に続いて事業計画案、予算案が承認・可決された。予算案の中では、地方韓商の負担を軽減することなどを目的に、負担金を減額することが発表され、出席した地方韓商会員からは歓迎する声が聞かれた。
当日は定期総会前にコリア・レポート編集長の辺真一氏を講師に招き、「韓日関係と南北関係をめぐる在日の役割」をテーマに講演会が行われた。
(2019.06.12 民団新聞)