掲載日 : [2019-07-24] 照会数 : 6169
愛知フォーラム 鄭煥星総領事講師に韓日関係打開の道探る
【愛知】韓日交流講演会「第53回韓日歴史・文化フォーラム」(民団愛知本部、フォーラム実行委員会主催)が9日、愛知韓国人会館で開催され、地域住民ら150人が参加した。
同実行委員会を代表して日韓市民ネットワークの後藤和晃さんが「日韓関係は戦後最悪といわれている。今日の講演会で今後の課題、展望について一緒に勉強しよう」と呼びかけた。
駐名古屋総領事館の鄭煥星総領事が「韓日交流の深さ‐古代から現代、そして未来へ‐」と題して講演。未来志向の揺るぎのない韓日関係を築くためには「相互理解と交流を強化していくとともに、経済・文化などの実質協力を深め、諸問題は適切に管理し、解決していくことが大事」と強調した。
民団愛知本部の朴茂安団長は閉会辞で「日本と韓国は近くて近い国、ということを再確認した。たくさんの日本の皆さんの参加にうれしい限り」と述べた。
婦人会愛知本部の李玉順会長からは鄭総領事の還暦を祝う60本のバラが贈られた。
次回9月18日は明治大学の寺島善一名誉教授が親交の深かったベルリンオリンピックの金メダリストの故孫基禎氏について講演する。18時から同本部で。
(2019.07.24 民団新聞)