掲載日 : [2019-12-04] 照会数 : 5424
相談数、既に1700件…生活相談センター全体会議で今年を総括
[ 今年度の活動を振り返る金昭夫所長 ]
みんだん生活相談センター(金昭夫所長)は2日、都内で2019年全体会議を開催し、今年度の活動を総括し、次年度に向けて地方センター実務人と相談員との意思統一を図った。呂健二団長や金所長、各地方本部の担当者、専門相談員、韓国大使館、在外同胞財団の関係者など50人余りが参席した。
金所長は「愛知、大阪、兵庫のセンターを巡回し、現場との意見交換で認識を共にできた」とふり返り「法律の知識がない弱者の同胞たちの悩みを解決し、平穏に生活してもらえる活動を続けよう」と呼びかけた。
初代所長を務めた呂団長も「同胞の生活を守るのが民団であり、同胞の拠り所であるべきだ。そのためにもセンターの役割は大きい」と相談員の労苦をねぎらった。
全体報告では今年の相談数は10月末現在、中央を含め全国で1700余りだった。また、11月に埼玉と福島が新たに開設したほか、過去最多参加数となった本国セミナーでは同時通訳を入れたことで的確な情報交換ができたことが強調された。
この後、各地方センターの報告を受けて、鄭英模専門相談員から相続に関する事例を紹介する講演が行われた。
(2019.12.04 民団新聞)