掲載日 : [2019-12-03] 照会数 : 8997
学び実践する民団へ…160人結集、東京本部が幹部研修
[ 箱根で開かれた東京本部の在日同胞社会リーダーフォーラム ]
民団東京本部(李壽源団長)の2019在日同胞社会リーダーフォーラム(組織幹部研修会)が1日、神奈川県箱根町で開かれ、都下21支部と婦人会、青年会の幹部ら約160人が韓日関係、在日同胞の母国への貢献、組織運営について学んだ。
李団長はまず「リーダーとしての自覚を再認識し、常に学ぶ姿勢を堅持し、日ごろの活動に活かしてほしい」とし、「韓日関係が最悪と言われているが、こんな時こそ、私たちが両国の懸け橋との使命感を持ち、民間レベルの草の根交流を活性させよう」と述べた。
中央本部の呂健二団長も「韓日関係をはじめ厳しい時を迎えているが、次世代育成と韓日交流、同胞と組織のネットワーク強化の先頭にたってほしい」と呼びかけた。
第1講義は大東文化大学の永野慎一郎名誉教授が「相互依存の韓日関係と在日同胞の祖国への貢献」をテーマに講演。「経済的には韓日中、政治的には韓日米の提携が必須で、韓日こそが手を取り合って東アジアのリーダーとしての役割を果たすべき」と述べた。
中央本部の李清鍵組織局長は「組織活性化と幹部の役割」をテーマに、会議運営や戸別訪問、団員へのサービスなど組織活動の基本と監察機関の役割についてを語った。あわせて協議中の役員就任条件の緩和など、規約改正案についても説明した。
(2019.12.04 民団新聞)