掲載日 : [2019-12-04] 照会数 : 7485
韓日親善交流へ決意…婦人会滋賀と奈良が70周年
[ 「婦人会滋賀本部感謝牌」を贈る李美姫会長(右) ] [ 李勲民団奈良本部団長(中)と婦人会役員 ]
◆婦人会滋賀…式典に県知事も
【滋賀】婦人会滋賀本部(李美姫会長)の創立70周年記念式典が11月29日、大津市内のホテルで開催された。来賓の三日月大造県知事をはじめ婦人会関係者ら230人が参加した。
李会長は「70周年の開催に役員一同、感無量。韓日関係がよくないが、そういう時こそ民団と協力しながら、韓日親善交流に尽力していこう」とあいさつした。
婦人会中央本部の朴善岳会長は「婦人会をいつまでも花のように美しく育ててくれることを願っている」と期待を寄せた。
民団滋賀本部の金東凡団長は「滋賀県同胞社会に大きく寄与してきた婦人会がより一層同胞社会発展に努力してくれると信じる。今後100周年を全員でがんばろう」とエールを送った。呉総領事も「同胞社会の大黒柱であるオモニの役割がますます大きくなる。オモニたちの努力と智恵を信じている」と激励した。
席上、婦人会中央本部会長賞が趙正順氏(滋賀本部副会長)に。婦人会滋賀本部感謝牌が金玉順(湖西支部顧問)、張玉順(滋賀本部監査)、星山美代子(膳所支部常任顧問)、李敏子(滋賀本部常任顧問)、藤井瑠芽子(甲賀支部常任顧問)の5氏に贈られた。
記念講演として滋賀県立大学の河かおる准教授が「日本の平和と朝鮮半島」と題して講演。オープニングでは婦人会滋賀本部の李敏子常任顧問が日舞「四季の舞」を披露した。
◆婦人会奈良…100周年まで輝かそう
【奈良】婦人会奈良本部(李明美会長)の創立70周年記念式典は1日、奈良市内のホテルで行われた。近隣の婦人会県本部役員と各支部会員ら100人が祝った。
李会長は「民団、婦人会が未来に向かって輝いていくよう努力していく」と喜びを語った。婦人会中央本部の朴善岳会長は「80周年、90周年、100周年となるよう民団とともに力をあわせて輝かしい婦人会にしよう」とエールを送った。
民団奈良本部の李勲団長も「結成以来、会員間の親睦、同胞社会の交流と啓蒙、文化向上、そして民団の組織活動の発展にも貢献してくれたことに感謝する」と述べた。
「民団奈良本部団長賞」が常任顧問や顧問ら8人に。「婦人会奈良本部会長賞」が支部会長4人に贈られた。
(2019.12.04 民団新聞)