掲載日 : [2019-12-30] 照会数 : 6284
伝統芸術家が競演、在阪の10団体126人…民団大阪文化マダン
【大阪】大阪を拠点に文化活動を行っている韓国伝統芸術家らによる夢の競演「韓国伝統文化マダン」(民団大阪本部主催)が12月15日、大阪市内の国際交流センターで開かれ1000人が入場した。駐大阪総領事館の梁宰國副総領事をはじめ府議、市議も多数来場した。
出演者は10団体126人にのぼった。金姫玉韓国伝統舞踊研究所のサムルノリと三面太鼓で幕開け。韓国伝統舞踊柳会(ポドゥルフェ)の舞踊や安聖民さんのパンソリ、呂英華韓国伝統芸術院の舞踊や民謡と続き、金剛学園のサムルノリ部・舞踊部がサムルノリ演奏と扇の舞を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。
第2部は天理大学雅楽部が右方舞楽「納曾利」を披露。ラストは白頭学院建国伝統芸術部が「夢舞~朝鮮通信使~」で締めくくった。
韓日友好親善を目的に今年で13回目。主催した民団大阪本部の呉龍浩団長は「年末恒例行事として定着している『マダン』を通して、民団大阪が目指す団員を中心とした在日同胞社会の和合と絆を深める役割を果たすことができたと思っている」と成果を強調した。