掲載日 : [2004-02-25] 照会数 : 3540
<兵庫版>人権問題無料相談室 受付3月19日まで(04.2.25)
[ 団員からの相談を受付ける李権益委員長 ]
相談依頼は早めに
「黙っていては解決しない」…李鎮午権益擁護委員長
民団兵庫県本部では1月19日より、無料相談室を開設して団員からの人権相談を受付けています。期間は3月19日までとなっているので、「人権問題について相談したいことがある人はなるべく早く連絡を」と、相談室を主管している権益擁護委員会では述べています。
「人権問題無料相談室」は、就職差別や入居差別など人権問題についての相談を受付けています。この「相談室」を利用するためには、専用の「相談受付シート」に必要事項を記入し、FAX(番号078―371―3018)で申込むことが必要です。「相談受付シート」は民団本部(電話078―371―3010)や各支部に備え付けてあります。
民団本部では相談を受け付けた後、その内容を検討して弁護士など専門家と協議のうえ、相談日時を設定します。相談者は弁護士等と直接面談して相談することができます。
現在まで数件の相談が寄せられていますが、表面化していない差別事例はまだ相当数あると思われます。李鎮午権益擁護委員長は「黙っていては差別問題・人権問題は解決しない。みんなに声をあげて欲しい」と訴えています。
(2004.2.25 民団新聞)