掲載日 : [2020-06-26] 照会数 : 6098
東京・足立支団長選挙、初の投票所形式で
[ 足立支部の支団長選出は投票所で ]
任期満了に伴う役員改選を行う民団東京足立支部(金昌浩支団長)の第41回定期大会に代わる、代議員投票が13日、同支部で行われた。議長と監察委員長は単独候補だったが、支団長には2氏が立候補したため代議員による投票を行った。
ただし、「3密」防止のため、会合は開かず、支部事務所に投票所を設置し、午後1時から2時間、代議員が訪問して投票する方式とした。民団が会合(大会)招集を持たずに投票所による選挙は歴史上初めてだ。
午後1時前から代議員らが支部会館を訪れた。午後1時に選挙管理委員長から投票開始が宣言されると、マスクを着用した代議員らはまず、準備された消毒液で手指を拭き、投票用紙を受け取り、記票、投票へと進んだ。この日は代議員総数64人中、49人が投票に参加し、選挙が成立した。
結果、林致寛候補が25票、郭邦植候補が24票で、わずか1票差で林氏が当選した。単独候補だった金保成議長候補、崔壽正監察委員長候補とあわせて選挙管理委員長から当選証書が手渡された。
新3機関長は「新型コロナウイルスの関係で民団の業務が停止していたが、今日を契機に3機関が協力し、団員の生活を守る役割を果たしていきたい」と抱負を述べた。
(2020.06.25 民団新聞)