掲載日 : [2004-04-14] 照会数 : 4921
在日生徒対象課程スタート 東京韓学中等部(04.4.14)
東京韓国学校(孫性祖理事長、金龍満校長)中等部1年に今春から入学した在日同胞子弟のための在日生徒課程が6日、スタートした。日本の高校に進学できる学力を保証し、韓国語中級レベルの習得を並行して行うという独自のカリキュラムが特色。同校の開校50周年記念事業の一環でもある。
記念事業推進委員会の働きの結果、15人が受験。このうち12人が入学手続きをとった。1人は両親の希望で本国生徒班に入学したため、クラスは残る11人と本国出身生徒の45人で構成した。主要5教科の授業は在日班に分班して日本語で行う。音楽、美術、体育などは混成クラスのままだが、トウミ(ボランテイアの友人)がマンツーマンで韓国語の理解をサポートする。
担任で在日同胞の姜徹吉教諭は「お互い刺激しあって成長してほしい。父母の期待を裏切らないよう頑張りたい」と話した。
(2004.4.14 民団新聞)