掲載日 : [2004-04-14] 照会数 : 4562
授業時間数増やす 金剛学園(04.4.14)
中・高校主要教科…進学に備えて
【大阪】金剛学園(郭倉坤理事長、姜森校長)は04年度の新学期からカリキュラムを変更、学力向上を目指して中学校と高等学校で主要教科の授業時間を増やした。
数学と英語は中学1,2年生で昨年度までの週3時間が5時間に。3年生は進学に備えて6時間と文部科学省の示した標準時数の2倍にあたる。「日語」と社会も各学年それぞれ週あたり1,2時間ずつ授業時間を多くとった。
民族教科では全学年で毎週1時間だった韓国語教科が父母の要望で同3,4時間に。このほか韓国社会、韓国文化のカリキュラムも加え、週あたり25・2時間だった総授業時間数は38時間と大幅増になった。このため、毎日7時間授業とした。
同じく高校のカリキュラムでも各主要教科で授業時間が週1,2時間増えた。このため、総授業時間数は週間あたりこれまでの110時間が114時間となった。3年生については大学進学に有利になるようにと選択科目の幅を広げた。韓国語の授業は週あたり9時間と従来どおりだが、内容面ではレベルアップを図っている。
同校は今春から進路指導部を新設、生徒の就職活動の世話にも本腰を入れていく方針。
(2004.4.14 民団新聞)