掲載日 : [2004-04-21] 照会数 : 6616
京都国際学校が出帆 開校式祝う(04.4.21)
[ 国際学校の開校式に出席した各界の来賓ら ]
【京都】京都府から一条校の認可を得て1日から京都国際学園(旧京都韓国学園)として再出発した同校で17日、「開校式」が行われた。民団と行政の関係者、東京、大阪の民族学校関係者ら130人余りがお祝いに駆けつけた。
はじめに李虎雄校長が設立趣意書を読み上げ、李隆男副理事長が経過報告を行った。
席上、李愚京理事長は「韓国語、日本語、中国語の3カ国語を学べるようにするが、京都韓国学園の特色を受け継いで韓国語教育には引き続き力を入れていきたい」と抱負を述べた。
新しい校旗は横長の6画形の中に太極陰陽円を中心に持つ無窮花をあしらったデザイン。6角形は幅広い人間性を表す。左右への伸展は平等・対等をイメージしているという。式典の場で李校長から学生会長の李賢君に手渡された。
京都国際学園の前身、京都韓国学園は58年4月の設立。京都韓国中学として認可を取得、63年には高等科を併設した。
昨年12月に府から一条校の認可証を得た。
(2004.4.21 民団新聞)