掲載日 : [2004-04-21] 照会数 : 4237
<兵庫版>太極旗手に応援「コリアンデー」 ロッテvsオリックス戦(04.4.21)
[ 韓国選手に声援を送る団員 ]
団員数千人が観戦
「コリアンデー」と設定された4月10日のオリックス・ブルーウェーブ対千葉ロッテ・マリーンズのゲーム(ヤフーBB球場)に県内から白永熙団長、金永総領事館神戸所長をはじめ、数千人の団員がこぞって応援に駆けつけ、太極旗を振りながら応援を繰り広げました。
試合にはオリックスから具臺晟投手、ロッテから「アジアのホームラン王」李承選手が出場、初顔合わせが実現する予定でした。このため本団は特にこの日を「コリアンデー」と位置づけ、オリックス・ブルーウェーブ球団との提携のもと内野席チケット1万枚を確保し応援団を送り込みました。あいにく具投手が1軍を抹消されたために両者初対決とはならず、李選手一人の応援となりました。
試合は結局9対7のスコアでロッテが負け、李選手はこの日、4打数1安打とホームランはでませんでしたが、バッターボックスに上がるたびにスタンドからは声援が湧き上がりました。
ある団員からは「もう1週間具投手の1軍抹消を伸ばしてくれたらよかったのに」「韓国人両選手の対戦が見られなかったのは残念です。今度対戦があるときは是非応援に行きたいです」と話していました。
この日、イベントとして韓・日両国で人気を集めているアイドル歌手「シュガー」の4人が「愛国歌」を斉唱。5回裏終了後の「ハーフタイムショー」では、スタンドへサインボールを投げ入れるプレゼントが行われました。また、球場内デッキ上には韓国食品・グッズなどを販売する屋台が出店、チヂミ売り場では行列ができるほどの人気でした。
(2004.4.21 民団新聞)