掲載日 : [2004-06-23] 照会数 : 3538
<兵庫版>「多文化共生」願い ミュージカル「つばめ」公演(04.6.23)
民団西宮支部…わらび座と共催
劇団わらび座のミュージカル『つばめ』(脚本・演出ジェームス三木)の公演(同実行委員会)が7月15日、西宮市民会館アミティーホールで行われる。
同ミュージカルは日本国内はもとよりソウル、釜山でも大好評を博し、すでに300回近い公演を重ねている。今回の西宮での舞台が西日本最後の公演となる。
作者のジェームス三木さんは西宮公演を前にして「時代の風に運命を翻弄された人びとの姿を浮き彫りにしたい。朝鮮通信使の心をわが友として『文』をもって『武』をしのぎたい」と話している。
実行委員長の李成俊民団西宮支部支団長は「平和と友好のシンボルであった『朝鮮通信使』に光をあてた今回の舞台は、韓国と日本が真のパートナーシップを目指すうえで大きな意味を持っています。この公演を通じてさらに深く『多文化共生』の実をあげられればと思っています。一人でも多くの団員の観劇を期待しています」と呼びかけている。
7月15日午後6時半開演。全席自由、一般3000円、学生2000円。
チケットの問い合わせは民団西宮支部、電話0798(26)3330まで。
(2004.6.23 民団新聞)