掲載日 : [2004-09-01] 照会数 : 3926
韓禄春顧問に名誉哲学博士 国立江原大学(04.7.31)
民団中央本部の韓禄春常任顧問が、このほど韓国・春川市にある国立江原大学の名誉哲学博士学位を授与された。故郷の江原道をはじめ、本国への多大な支援、功績が高く評価されたもの。
同大学から名誉博士学位を授与されたのは、崔圭夏元大統領や韓昇洙前外交部長官をはじめこれまで12人で、海外同胞としては初の受賞となる。
江原道高城郡出身の韓常任顧問は、99年9月に観光を主テーマにしたエキスポとしては韓国初の江原国際観光博覧会にも多大な貢献を果たし、江原道名誉道民にも選ばれている。
そのほか、日本では駐大阪総領事館建設や大阪花博などへ積極的な支援を行ってきた。本国にはソウル五輪や江原道奨学金、ソウル体育館建設寄贈などに尽力してきた。また、大邱の地下鉄惨事や水害被災者への支援など、在日同胞でありながらも、常に本国国民と苦楽をともにする篤志家としてもよく知られている。
(2004.8.31 民団新聞)