掲載日 : [2004-09-01] 照会数 : 5745
日本将棋に挑戦 韓国の小学生来日…日本人児童と手合わせ(04.8.31)
チャンギ交流も
「王手!」。韓国と日本の小学生による将棋・チャンギ交流が19日、都内で開かれた。
NPO「将棋を世界に広める会」(真田尚裕理事長)の招待により実現したもので、韓国から小4の趙俊範、5年の李正賢君の2人が参加し、日本の小学生と対戦した。
韓国では、今年3月の新年度からチャンギ・将棋・チェスの3つをセットにした課外授業が導入された。ソウル市内の初等学校540校のうち20校で初めて日本の将棋を取り入れ、約400人の子供たちが初めて将棋の駒に触れたという。
今回来日したのは、ソウルで100人ほどが参加した初の将棋大会で決勝に進んだ2人である。対戦した日本の小学生5人は有段者だけに、覚えて数カ月の2人は歯が立たない。
2人とも「将棋は持ち駒をまた使うことができるので、変化に富んでいておもしろい」と将棋の魅力について語った。
(2004.8.31 民団新聞)