掲載日 : [2004-11-04] 照会数 : 3695
10月マダン「在日流」愛知から 14支部が農楽競演(04.11.3)
[ 大きな盛り上がりを見せたフィナーレの大農楽隊
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【愛知】民団愛知県本部の10月マダン「コリアンフェスタあいち04」は「愛知から新たな在日流を創ろう」をテーマに10月31日、名古屋市内の久屋広場で開かれ、日本人市民も含めて1万5000人でぎわった。
会場内ブースでは、植民地時代・解放後をたくましく生き抜いてきた在日の姿をとらえた「在日の歴史写真展」が注目を浴びていた。孫と連れだってやってきたあるハラボジは、当時を懐かしみながら、食い入るように写真に見入っていた。韓国の伝承遊び教室と、サッカー教室はオリニたちに喜ばれていた。
なかでもひときわ人気を集めたのは「韓国料理屋台村」だった。婦人会が丹誠を込めた自家製キムチ、豚足、チヂミを求めて長蛇の列ができた。
フィナーレは県内の民団14支部の代表で構成する大農楽隊が会場を練り歩き、市民に力強く「在日流」のメッセージを伝えた。
(2004.11.3 民団新聞)