掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 4371
伊丹マダンに4千人 民族遊戯に子どもら歓声(04.11.17)
[ サルプリに見入る観客 ]
【兵庫】多文化共生社会をめざす市民まつり・出会いのひろば「伊丹マダン」が14日、伊丹市立伊丹小学校で行われ、4000人の市民でにぎわった。
オープニングは「伊丹チャンゴ」による農楽パレードで、民族衣装を着た市内の小学生や保護者約40人がチャンゴをたたきながら、道行く市民にマダンへの参加を呼びかけた。
舞台では韓国舞踊「サルプリ」をはじめ、ブラジル舞踊や南米の「フォルクローレ」、フラメンコなど各国の歌や踊りで盛り上がった。
出店では民団伊丹支部のチヂミやトックに行列ができ、大勢の参加者が舌鼓を打っていた。また「民族遊戯体験コーナー」では子どもたちが、韓国の伝統的な遊びのペンイやチャギに歓声を上げていた。
フィナーレを飾った韓国音楽グループ「散打(サンタ)」のパワフルな演奏では会場を埋めた観客がわいた。
実行委員長の方政雄さんは「多文化社会を迎えているいま、来年10周年を迎えるこのマダンが市民祭りとしてさらに定着し、コリアンをはじめ外国人市民とふれあえる場をもっと保障し充実させていきたい」と語った。
(2004.11.17 民団新聞)