掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 4986
<京都国際学校>懸案の運動場拡大へ 山林3千坪を購入(04.11.17)
【京都】京都国際学校(李愚京理事長、李虎雄校長)はこのほど、同校に隣接する約3000坪(1万284平方㍍)相当の山林を評価額の半分の2億円で京都市住宅供給公社から購入した。整地することで、新たに1700坪ほどの運動場を確保できる見込みだという。
運動場の拡大は同校が一条校の認可を受けるときからの課題だった。一条校としての学校設置基準を満たすために昨年、城陽市内に2万平方㍍の運動場を確保したが、学校から離れているため、生徒には不評だった。学校側では近隣で新たな運動場の確保を迫られていた。
京都市住宅供給公社からの土地購入にあたっては、駐大阪韓国総領事館の協力を得た。李理事長は「土地の評価額が下がっているいまが買い時だと判断した」と話している。運動場が広がったことで、野球部に喜ばれているという。
(2004.11.17 民団新聞)