掲載日 : [2004-12-08] 照会数 : 4649
「誇らしい韓国人賞」 河丙民団中央顧問が受賞(04.12.8)
韓国言論人連合会「祖国奉仕部門」
年間を通して、各分野で活躍した人に贈られる「誇らしい韓国人賞」の祖国奉仕部門に、民団中央顧問の河丙氏(69歳。慶南晋陽郡出身)が選ばれた。同賞は韓国言論人連合会が授与するもので、施賞式は1日、ソウルのレキシントンホテルで行われた。
河顧問は54年に晋州農林高等学校を卒業後、56年に法政大学に入学し、韓国連合通信勤務を経てカワミ商会(株)を設立、経済活動に従事する一方、67年に東京・豊島支部の執行委員に就任後、一貫して民団活動に携わってきた。
河顧問は73年、韓国警察の装備改善のため、オートバイ購入事業を支援、内務部長間から感謝牌を贈られた。97年のIMF危機当時、民団中央議長として、在日同胞の本国預金・投資事業の先頭に立った。
河顧問は現在、医療法人社団・景星会の会長を務めるとともに、韓国が急速に少子高齢化社会に向かっていることから、済州道に大規模な投資を行い、シルバータウン建設を推進している。
河顧問は「これからも、祖国のために少しでも役に立ち、祖国の地で眠りたい。このような賞を受けて光栄です」と語っている。
(2004.12.8 民団新聞)