掲載日 : [2005-01-26] 照会数 : 7107
韓日交流の拠点に 民団宮崎の新会館落成(05.1.26)
[ 宮崎韓国会館の落成を喜ぶ民団関係者ら ]
【宮崎】民団宮崎県本部の新会館(国際ふれあいセンター。宮崎市川原町)の落成祝賀会が23日、団員や来賓ら約70人が参加して開かれた。
テープカットで崔翔老宮崎本部団長をはじめ金昭栄駐福岡総領事、金宰淑中央団長、津村重光宮崎市長、由利英治県議会副議長、小林貞雄県日韓親善協会長、姜泰守民団九州地協会長らがハサミを入れ、祝いのくす球を割った。
会場を市内のホテルに移しての祝賀会で崔本部団長は、「不況のなか募金に多くの協力があり、民団に寄せられた激励に涙が出るほど感動した。衷心よりお礼を言いたい」と万感の思いで語った。
金総領事は「新会館が韓日交流の拠点として、地域で重きを成すよう期待する」と述べ、金中央団長は「民団は地域に密着する生活者団体であり、災害時には国籍を超え救援活動展開してきた。会館が地域に開かれ、共生を掲げる民団の象徴となるよう願う」と激励した。また、津村市長は「中学時代から民団の存在を知っていた。立派な新会館を率直に喜びたい。韓日相互理解の一環として、中学生の韓国修学旅行を推進する」と言明した。
崔本部団長から金政信氏など高額の誠金拠出者に対して中央団長の感謝牌・感謝状の授与があった。新会館は敷地35・2坪、延床面積54・7坪の2階建てで、総経費は3800万円。
(2005.1.26 民団新聞)