掲載日 : [2005-02-16] 照会数 : 5778
「多文化共生教育」の呉服小で公開授業(05.2.16)
【大阪】池田市教育委員会から04年度「特色ある学校園推進事業」モデル校の指定を受けて「多文化自立と共生の教育」に取り組んでいる呉服小学校(室田卓雄校長)が1月28日、保護者や地域住民200人を前に授業を公開した。
1年生児童の生活科は「身近な国のことを知ろう」をテーマに、遊びを通して韓国とオーストラリアに興味と関心を持たせたきた1年間の授業の成果を披露した。5年生「総合的な学習の時間」では「日本で暮らす外国の人たち」を取り上げ、差別のない平和な町づくりについて学んだ。
同校では01年度に起きた民族差別事件を機に韓国・朝鮮にルーツを持つ子どもたちが集う「母国語教室」を立ち上げた。講師は姜孝裕さんと柳敬修さんで毎週1回、課外に行っている。
(2005.2.16 民団新聞)