掲載日 : [2005-03-16] 照会数 : 5542
昨年上回る28人が出場 名古屋韓学弁論大会(05.3.16)
[ 最優秀賞に選ばれた横田さん
]
【愛知】愛知韓国学園名古屋韓国学校(張永植理事長、尹大辰校長)に通う生徒たちが日ごろの学習成果を競う「韓国語弁論大会」が13日、愛知韓国人会館で開かれた。7回目を迎えた今年は、昨年を上回る28人の弁士が壇上に立った。
最優秀賞に輝いた横田浩之さん(36)は「あの日の友だちへ」と題して発表した。小学校時代に転校してきた韓国人の友達と、言葉はわからなくても公園で遊んだ記憶が大人になったいま突然思い出され、韓国語を習うきっかけとなったというもの。横田さんは「あの時、あのチングは地面に字を書き、何を言いたかったのだろうという思いがいつも引っかかっていた。今もし再会できたら、泣いてしまうかも」と目頭を押さえ、受賞の喜びをかみしめていた。横田さんにはトロフィーと賞状、副賞としてソウル往復ペアチケットが贈られた。このほか優秀賞に3人、特別賞が7人、審査員賞に3人がそれぞれ選ばれた。
この日の弁論大会には梁東一民団愛知県本部団長をはじめ張理事長、李源大愛知大学名誉教授、および、弁士の友人、家族ら180余人が参加した。
(2005.3.16 民団新聞)