掲載日 : [2005-04-13] 照会数 : 8398
東京・荒川の「オリニ土曜学校」スタート(05.4.13)
[ 37人の元気なオリニたちが集まった東京・荒川の「オリニ土曜学校」 ]
講師4人体制に増員
新学期に入って05年度「オリニ土曜学校」が東京、大阪、神奈川、千葉、広島、山口など全国各地で始まった。都内最大の同胞集住地区として知られる荒川区では9日、在日同胞子弟37人が区内の生涯学習センターでの第1回講習に臨んだ。参加者はここ数年、30人前後で推移してきただけに、民団荒川支部は「幸先いいスタートを切れた」と喜んでいる。
荒川では昨年2月から受講生が増加傾向にある。このため民団東京本部とともに「土曜学校」を運営している東京韓国教育院では新年度から教師を1人増やし、4人体制でこの日に備えた。
初めに河光民教師が教壇にあがり、韓国語の発音練習を兼ねて歌唱指導。昨年度に引き続き「土曜学校」に通うオリニが全体の約8割を占めるだけに、童謡「サントッキ」などはお手のもの。大きな歌声が教室中に響いた。中には歌詞を見ないで歌える子も見られた。 オリニたちはこの後、3クラスに分かれて韓国語の基礎を学んだ。
生野南は4日に
民団大阪・生野南支部は一足早く4日に開講。参加者は小学校低学年が過半数だった。担当の金相美さんは「基本的な読み書きから始め韓国の文化などにも触れたい」と話している。
(2005.04.13 民団新聞)