掲載日 : [2005-04-27] 照会数 : 5392
韓日理解サロン好評…民団岐阜(05.04.27)
韓国会館に100人
【岐阜】地元住民に身近な韓国の文化と歴史を紹介する講演会「ドラマチックな出会い・韓国」が23日、岐阜韓国会館で開かれた。「お互いを理解するのには民間レベルの交流が不可欠。その架け橋役を私たち民団が担うのが大事」と「韓日友情年」を機会に呉俊植団長が呼びかけた。同本部で韓国語を学ぶ受講生を中心に100人が参加した=写真。
講師は観光・コンベンションコーディネーターの河合雅子さんと岐阜国際交流センター交流員の金美英さんが担当。季節行事や料理などを題材に韓日文化の類似点と違いを紹介した。講演は韓国のお餅とシッケ(甘酒)を楽しみながらくつろいだ雰囲気で進んだ。
小酒井法代さん=岐阜市=は「こういった講演会はお互いを知り、理解しあうのに大事。竹島や教科書問題に対する民間の見方も変わるのでは」と述べた。各務原市産業部観光交流課の磯野孝博課長も「いろんな問題が騒がれているが、交流を通じた人と人とのつながりはそう簡単に切れるものではない」と話していた。河合さんは「理解しあうことは、今日のようなあたたかいふれあいから始まる。友情の絆を紡いでほしい」と語った。
今後も2カ月に1回のペースで開催していく。
(2005.04.27 民団新聞)