掲載日 : [2005-05-18] 照会数 : 3958
同胞老人に「憩いの場」(05.05.18)
支部会館改装へ…民団南大阪
【大阪】民団大阪・南大阪支部(文晟二支団長)は4階建ての支部会館を改装、スペースの一部を「憩いの場」として同胞のお年寄りたちに提供する計画だ。
「憩いの場」は事務所および団長室として使っている2階スペースの約半分を使う。これにともない、団長室はなくす方針。改装後は月1回、お年寄りたちのための定期的な食事会を行う。食事会は月1回からスタートし、好評であれば週1回程度に増やしていきたい考えだ。食材の費用は支部が負担する。
4階は同胞青年が集う「レクリエーション室」に改装し、地域住民にも開放する。工事は6月から取りかかり、7月の完成を目指している。
文支団長が就任早々、団費の郵便請求業務をやめ、団員宅を1件1件徴収に回ったときのこと。団員から「民団は何をしてくれたのか」という声が出た。そんな声に応えるべく団員との交流を深めなければと、支部の改装を決めたという。
(2005.05.18 民団新聞)