掲載日 : [2005-05-18] 照会数 : 4840
鄭香均最高裁…判決を考える(05.05.18)
市民団体がパンフ
【神奈川】川崎で外国人の公務就任権問題に取り組んでいる同胞市民団体が、「都庁管理職任用差別裁判‐最高裁判決を考える」と題した報告・資料集(B5版47㌻)を作成した。
冊子の内容は原告として10年間にわたる裁判を闘ってきた鄭香均さんが最高裁大法廷で行った意見陳述全文、同団体による判決文の分析と批判、および主張と訴え、民団新聞に掲載された社説などの関連資料で構成している。
判決を受けての記者会見で石原都知事が管理職に外国人はふさわしくないとばかりに「鄭さんに帰化してほしい」と述べたことについては、日立就職差別裁判で勝利した朴鐘碩さんが「敗訴した鄭さんを精神的にさらに追い込む報復」と抗議している。
1部300円。問い合わせはkawarenraku40@hotmail.com「外国人への差別を許すな!川崎連絡会議」。
(2005.05.05.18 民団新聞)