掲載日 : [2005-05-18] 照会数 : 6316
南北和合で論議…海外韓民族代表者(05.05.18)
[ 16カ国の代表が論議を交わした=10日、名古屋 ]
南北和合で論議
大会は10月に米国で
【愛知】海外韓民族代表者協議会(会長=金宰淑民団中央本部団長)の05年度運営委員・会長団会議が10日、名古屋市内のホテルに16カ国45人が出席して開かれ、第8次海外韓民族代表者大会を今年10月中に米国ワシントンで開催することを決めた。一方、6・15南北共同宣言5周年を記念して平壌で開催される共同行事については、協議会として参加するかどうか鋭意検討することを申し合わせた。
来賓として出席した民族和解協議会(民和協)の趙誠宇・南側共同代表は、民間レベルの汎民族和合大会として6・15を平壌で、8・15をソウルで開催する準備を進めていると報告した。
しかし、民和協の存在も平壌大会開催の経緯も初めて知らされた会長がほとんどであるのに加え、海外韓民族代表者協議会の頭越しに、平壌大会の海外同胞共同代表として不適格な人選がなされたことへの反発が噴出し、海外代表の変更を求める声が相次いだ。同大会への参加について、今後協議会で合意をみるように調整していくことにした。
民主平和統一諮問会議の李在禎首席副議長は「韓国政府はみなさんの代表者協議会が海外同胞を代表する会議だと認定している。共同宣言の5周年もさることながら光復60周年、8・15ソウル大会への参加も前向きに検討してほしい」と要請した。
協議会では運営委員会を近く開催して、検討することにした。
(2005.05.18 民団新聞)