掲載日 : [2005-05-25] 照会数 : 9315
堺市内3番目…錦綾小にも民族学級
[ さっそく課題に取り組む児童
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市外教が後押し
【大阪】堺市立錦綾小学校(薬師寺新一校長)に17日、市内の小学校では3番目となる民族学級が開設された。堺市外教が積極的に支援したことに加え、近隣の少林寺小学校に大阪府採用の常勤講師として民族学級の授業を担当している呉啓子さんがいることも追い風となった。錦綾小の外国人担当教師も開設を積極的に後押しした。
同校は児童総数300人。このうち在日同胞の在籍児童は9人。民族学級は3年生までの低学年クラスと、6年生3人が参加する高学年の2クラスで編成し、毎月1回開催していく。6年生のオリニたちは「ここに来るとハンメ(おばあちゃん)ということばも使えるし、法事のことも話ができるので楽しいです」と笑顔で語った。
市教委から学校指導課生徒指導担当の竹村研一係長、民団大阪堺支部の呉時宗監察委員長、コリアNGOセンターの金光敏事務局長らが出席した。
(2005.05.25 民団新聞)