掲載日 : [2005-06-22] 照会数 : 11794
壁新聞で韓国身近に…枚方市立小、鳩林小(05.06.22)
[ 鳩林小から送られてきた壁新聞(菅原東小で) ]
枚方市立小、鳩林小と交流5年
王仁博士が両校仲立ち
【大阪】王仁博士ゆかりの大阪府枚方市にある市立菅原東小学校(吉本直貴校長)が、博士の生誕地・韓国霊巌郡の鳩林(クリム)初等学校の生徒たちとの間で壁新聞を通じて交流を深めている。今年で5年目に入った。両校は昨年11月、友好交流校の関係を結んだ。
壁新聞の交換は毎年秋に定例化している。菅原東小は各学年ごとに模造紙1枚分の大きさの壁新聞に写真や絵入りで学校行事を紹介、韓国語の説明文を添付して鳩林初等学校に送っている。
鳩林初等学校からは韓国の遊びやサツマイモの栽培風景、民族舞踊の発表会などの様子を日本語の注釈を入れて送ってくる。
鳩林初等学校から送られてきた壁新聞に菅原東小の児童は興味津々の様子。水島陸くん(5年)は「韓国の字がおもしろい。習ってみたい」と元気よく答えてくれた。西端七海ちゃん(5年)も「韓国の踊りがすごくきれい」と感動していた。両校の児童は壁新聞のほか毎月1回、メールでも近況を交換している。
(2005.06.22 民団新聞)