掲載日 : [2005-07-27] 照会数 : 5640
国体に選手団110人 3年連続の優勝へ万全…体育会
[ 体育会の許会長(左)に基金を手渡す金引率団長 ]
体育会中央本部(許寧太会長)は、10月14日から慶尚南道蔚山市を中心に開催される第86回全国体育大会に在日同胞の役員・選手団110人を派遣する。23日に東京・南麻布の韓国中央会館で開かれた在日同胞選手団選抜委員会を兼ねた第2回理事会で決まった。
出場を予定している海外同胞種目はサッカー、ボウリング、テニス、ゴルフの4つ。中国を加えた15カ国から海外同胞が出場する見込み。在日同胞チームは今年、3年連続優勝を狙う。国内種目では柔道、射撃、水泳、陸上、ヨット、剣道、テコンドー、空手の8種目に未来の有望選手24人がエントリーしている。なかでもメダルが有力視されているのは有望選手の出場する陸上、ヨット、空手の3種目。
総監督に蹴球協会の韓龍化会長、女子監督には体育会中央の金順英常任理事が就任した。
■□■□■□
体育会に基金1000万円…金昭夫引率団長
有望選手育成へ
民団中央本部副議長であり第86回国体の引率団長を担う金昭夫氏は23日の理事会席上、体育会が創設を検討中の在日同胞優秀選手育英基金の一助にと、現金1000万円を許会長に手渡した。
体育会ではこの1000万円を元に基金の創設を急ぎ、韓国の国家代表レベルの実力を持つ選手の育英資金として年間3万円から5万円を手渡していきたい考えだ。
(2005.07.27 民団新聞)