掲載日 : [2005-08-17] 照会数 : 7060
民族学級で校長研修…在外同胞教育財団が招請
大阪府内の民族学級設置校など民族教育に理解のある小中学校の校長ら25人が財団法人在外同胞教育振興財団(徐英勲理事長)から招待を受けて3日間、韓国で研修を行った。
ソウルでは韓国の在外同胞教育の専門家らを交えたセミナーに参加、高麗大学の尹麟鎭教授、大阪市立西三国小学校の花峰千恵子校長が発題し、在日同胞の民族教育の推進について議論を交わした。訪韓日にあたる8月15日には、政府主催の光復60周年記念式典にも参加した。
大阪市立北巽小学校中山満校長は「訪問先で子どもたちに歴史を語りかける保護者の姿に深い感銘を受け、教育者としての責任を実感した。児童集会などで本校のコリアン、日本人の子ども双方に韓国の素敵さが伝わるよう話しかけたい」と話していた。
今回の研修プログラムは光復60周年記念事業推進委員会(姜萬吉委員長)が協賛している。
(2005.08.17 民団新聞)