掲載日 : [2005-08-31] 照会数 : 7357
豊後大野市…益山市と交流協定
共通の伝説が取り持つ縁
【大分】豊後大野市と全羅北道・益山市が22日、友好交流協定に調印した。豊後大野市で行われた調印式には益山市から蔡奎晶市長らが出席し、芦刈幸雄豊後大野市長との間で協定書を交換した。両市を結んだのは豊後大野市に残る「真名野長者(炭焼き小五郎)」伝説だった。別府市の立命館アジア太平洋大学の金賛會教授らが似たような伝説として百済時代の武王説話を紹介、これを聞いた豊後高田市に合併する前の旧三重町内の有志が「真名野長者伝説研究会」を設立して益山市を訪問したことから交流がスタートした。
協定書には「お互いが高い志を持って交流を進め、日本と韓国の自治体交流のモデルとなる事業をする」ことがうたわれている。
(2005.08.31 民団新聞)