掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 6253
韓国語人気 語学市場でも…矢野経済研調べ
語学ビジネス市場で韓国語と中国語の伸びが際だっていることが、市場調査をベースにした各種コンサルティングサービスを専門としている矢野経済研究所=東京都中野区=の調べで分かった。
同研究所が10日発表した「語学ビジネス徹底調査レポート2005」資料によれば、通信教育や通学分野で見ると、韓国語は女性層の伸びが著しい。市場規模は25億円(対前年比19・0%)と見積もられている。
これまでの調査によれば、02年までの韓国語市場はフランス語とドイツ語に押されていた。その後、03年にドイツ語、04年にはフランス語まで追い抜いた。同研究所では「韓国語は主婦層を中心に個人ユーザーから人気を集めている。ここ2、3年で急激に市場が伸びた」と話している。
同じく中国語は35億円(同2・9%)。法人からの需要が目立っているという。
今回の調査は日本全国の外国語学校、電子辞書メーカー、通信教育事業者、語学学習教材販売事業者、PCソフトメーカーなどを対象に今年3月から6月にかけて実施した。
(2005.09.14 民団新聞)