掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 8953
人間文化財がチャング授業…都内の区立小で
韓国国立国楽院の民俗団指導委員、南基文さん(重要無形文化財第3号男寺党ノリ伝授)が5日から9日にかけて都内の公立小学校4校を回り、授業で本場のチャング演奏を指導した。7日は目黒区立宮前小学校(千葉泰男校長)で6年生の音楽を担当した。授業には児童38人が参加した。
児童は10人ずつ交替でチャングに触れ、基本のリズムを学んだ。後ろに控えていた順番待ちの児童たちも両手をチェ(ばち)がわりに膝を夢中になってたたき、全身で伝統のリズムにひたっていた。終了するころには膝を真っ赤にしている子も見られた。担任の教員は「みんな、真剣だった」とびっくりしていた。児童たちは「楽しかった」と述べ、お礼にと「故郷の春」をリコーダーで演奏した。
(2005.09.14 民団新聞)