掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 6467
震災同胞 合同で追悼…鳥取の民団と総連
[ 供養塔前で祭祀を行う同胞 ]
荒金鉱山跡…鳥取の民団と総連
【鳥取】民団鳥取県本部と総連鳥取県本部は、43年9月の鳥取地震で不慮の死を遂げた荒金鉱山の徴用同胞労働者ら65人を弔う第63回忌合同祭祀を10日、岩美町荒金の供養塔前で執り行った。
祭主は民団側が薛幸夫団長、総連側は朴井愚委員長が務めた。県国際課や県高等学校教職員組合、岩美町役場の関係者ら100人が出席した。
震災当時、同鉱山には100人ほどの同胞労働者がいた。地震のため採掘で出た鉱泥のたい積所のえん堤が決壊し、同胞の宿舎や下流の荒金地区の住宅15戸を飲み込んだ。鉱山を経営していた日本鉱業は48年に供養塔を建てた。
(2005.09.14 民団新聞)