掲載日 : [2005-09-28] 照会数 : 7301
韓国料理「給食にも」…師勝町
講習会 栄養士・調理師に好評
【愛知】愛知万博を期して出展国の韓国との間で一市町村一国フレンドシップの関係を結んだ県西春日井郡師勝町で韓国農水産物流通公社大阪農業貿易館が17日、韓国料理講習会を開いた。これは同町が主催した「フレンドシップフェアin師勝」の協賛事業でもある。
メニューはピビンバやトック、豚キムチ巻きなど5品。講師は韓国料理研究家の董賢淑さんが務め、午前は地元教育委員会関係者の指導にあたった。鄭盛培駐名古屋総領事も韓服姿で参加し、長瀬保町長らと親交を深めた。
午後は学校給食の担当者や調理師が子どもたちと初めての韓国料理に挑戦した。料理ができあがると「栄養があってとてもおいしそう」と感心した様子。管理栄養士で師勝町学校給食センター主任専門員の杉浦ヒロ子さんは「学校給食にぜひ取り入れたい」と話していた。
愛知万博は25日で終了したが、師勝町をはじめとする県内各市町村はフレンドシップ事業の継続を目指している。
(2005.09.28 民団新聞)