掲載日 : [2005-09-28] 照会数 : 8221
オリニたち前面に 四天王寺ワッソ…朝鮮王朝も初登場
【大阪】大阪を舞台にした古代東アジアの国際交流を再現する祭り「四天王寺ワッソ」(NPO法人大阪ワッソ文化交流協会主催)が11月6日、市内の史跡なにわのみや(難波宮)跡公園=大阪市中央区法円坂=で開催される。同実行委員会(猪熊兼勝委員長)が16日、大阪府政記者クラブで会見し、概要を明らかにした。
今年は「未来へのメッセージ」をコンセプトに掲げ、未来の国際交流を担う子どもたちの参加に力を入れている。「巡行〜交流儀式」には30団体1500人が参加する見込み。パレードは楽隊と舞姫で構成する「耽羅・伽耶」「高句麗」「百済」「新羅」の各団体に今年初めて「朝鮮王朝」が加わり、「なにわの宮会場」を雅やかにパレードする。楽隊には金剛学園と白頭学園の児童生徒が加わる。
巡行の最後に「平和宣言」を行う聖徳太子にはラジオのパーソナリティーや司会として活躍する浜村淳さんが決まった。
11月3日には大阪国際交流センターで昼夜2回のプレイベントを行う。プレイベント開催は04年の「ワッソ」再開以来初めて。若者たちによる群舞「よさこいソーラン」やミュージカル「宮女チャングム」のほか「NANTA」公演もある。プレイベントは前売り2500円。
問い合わせは℡06・6362・7301H・I・P・大阪。
(2005.09.28 民団新聞)